私はこれまでに2回、サイトのドメインを変更したことがあります。 1回目は大失敗。検索順位は圏外へと飛ばされてしまいアクセス激減。元のアクセス数に戻るまで10カ月もかかりました。 そして2回目は当サイト。こちらは検索順位もアクセス数もほぼ変化なしで、新しいドメインに移行することができています。 この2回の経験をもとに、ドメイン変更手順とリスクについてまとめました。

ドメイン変更のリスクは非常に高い

最初に言っておくと、ドメイン変更はできるだけしない方がいいです。 「ドメインがペナルティを受けて、アクセスがほぼゼロになった」ぐらい追い込まれた時の最終手段と思ってください。 と言うのも、ドメインを変更するのは結局、新しいドメインで新しくサイトを立ち上げるのと変わらないからです。 「301リダイレクト(記事の転送設定)をきちんとすれば、SEO評価も引き継がれる」と言う人もいますが、私はそうは思いません。 事実として、私が初めてドメイン変更を行った時は、アクセス数は5分の1まで激減し、元に戻るまでに10カ月もかかりました。 収益の落ち方は5分の1どころでは済まなかったので、この時は真剣に再就職しようとリクナビNEXTに登録しました・・・・・・。   そんな大失敗があったのにもかかわらず、私はまたもドメイン変更を行いました。 それが当サイトなんですが、今回は「アクセスがゼロになってもいい」という気持ちで実行しました。 元々は「munakataseo.com」というドメインで、私個人の雑記ブログにしようと思っていました。 なんか、有名ブロガーの真似をしてみたくなったんですよね(笑) だからWEB集客をメインテーマにしつつ、趣味の家庭菜園や鉄道の記事なども入れていくつもりでした。 でも、いざWEB集客と関係のない記事を入れてみると、ものすごい違和感・・・・・・。 「明らかに専門性が低そうなサイト」になってしまったので、テーマごとにドメインを分けることにしました。 まだ立ち上げてから2カ月ほどだったので、「また一からでもいいや」という気持ちでドメインを変更。 結果としては、検索順位もアクセス数も変わらず、むしろサイト回遊率が上がってPVが伸びました。 ただ、これは旧ドメインの評価を引き継いだわけではなく、元ドメインのSEO評価が高くなかっただけかと・・・・・・。 記事数も被リンクも少なかったので、新規ドメインとほとんど変わらない評価だったのでしょう。   結論としては、ドメインを変更すると、検索順位もアクセス数も落ちます。 ドメイン変更のリスクは非常に高いので、何をやってもダメだった時の最終手段と思っておきましょう。

ドメインを変更する手順

それでもドメインを変更したい方のために、私が実際に行ったドメイン変更の手順をご紹介します。 ドメイン変更の大まかな流れは以下の通りです。
  1. 新ドメインでサイトを立ち上げる
  2. 旧ドメインの記事を新ドメインへ移行する
  3. 旧URLから新URLへの転送設定をする
この記事では、旧ドメインの記事を新ドメインに移行して、URLの転送設定を行う手順を解説します。 新ドメインでのサイトの立ち上げについては、こちらの記事をご覧ください。

記事を新ドメインのサイトへ移行する手順

記事の移行は、WordPressの「エクスポート」と「インポート」という機能を使って行います。   ①旧ドメインのWordPress管理画面から、「ツール」→「エクスポート」と進みます。 旧ドメインの記事を新ドメインへ移行する手順1
  ②「すべてのコンテンツ」を選択し、「エクスポートファイルをダウンロード」をクリックします。 旧ドメインの記事を新ドメインへ移行する手順2
  ③ファイル名はそのままで、適当なフォルダにダウンロードします。 旧ドメインの記事を新ドメインへ移行する手順3
  ④新ドメインのWordPress管理画面から、「ツール」→「インポート」と進みます。 旧ドメインの記事を新ドメインへ移行する手順4
  ⑤WordPressの「今すぐインストール」をクリックします。 旧ドメインの記事を新ドメインへ移行する手順5
  ⑥「インポーターの実行」をクリックします。 旧ドメインの記事を新ドメインへ移行する手順6
  ⑦旧ドメインからエクスポートしたファイルを選択し、「ファイルをアップロードしてインポート」をクリックします。 旧ドメインの記事を新ドメインへ移行する手順7
  ⑧投稿者は既存のユーザー(新ドメインのユーザー)に割り当て、添付ファイルもダウンロードしてインポートします。 旧ドメインの記事を新ドメインへ移行する手順8
  ⑨「実行」をクリックすると、記事の移行が完了します。 旧ドメインの記事を新ドメインへ移行する手順9 ※「お問い合わせ」をインポートできなかったのは、「Contact Form 7」というプラグインをまだインストールしていなかっただけなので問題ありません。

301リダイレクト(転送設定)の手順

記事を新ドメインのサイトに移行できたら、「301リダイレクト」という記事の転送設定を行います。 旧URLにアクセスした時に、新URLへ自動的に転送させる設定です。 例えば、「https://munakataseo.com/wordpress/wp-start」にアクセスしてみてください。 すると、「https://munakataweb.com/wordpress/wp-start/」に転送されますが、これが301リダイレクトです。 このように記事を転送させるには、「.htaccess」というファイルを編集します。 「.htaccess」ファイルは、例えばエックスサーバーであれば、サーバーの管理画面から編集できます。 エックスサーバーは管理画面から「.htaccess」ファイルの編集が可能 ご契約中のサーバーで編集できない場合は、FTPソフトを使って「.htaccess」ファイルをダウンロードし、編集してアップロードするという作業になります。

301リダイレクトさせる「.htaccess」ファイルの書き方

編集するのは、旧ドメインの「.htaccess」ファイルです。 旧ドメインの「.htaccess」ファイルに、「このURLにアクセスがあったら、こっちの新しいURLに転送しますね」というコードを記述します。 例えば、「https://munakataseo.com/wordpress/wp-start」を、「https://munakataweb.com/wordpress/wp-start/」に転送させる場合は、以下のように記述します。

# BEGIN Redirect to munakataweb redirect 301 /wordpress/wp-start https://munakataweb.com/wordpress/wp-start # END Redirect to munakataweb

1行目と3行目は、「munakataweb」をあなたのサイト名などわかりやすいものに変えてください。 2行目が301リダイレクトのコードですが、「redirect 301 旧URLのパーマリンク 新URL」という構造になっています。 このコードを、「.htaccess」ファイルの一番下に書き足していけばOKです。 複数のページを301リダイレクトさせる場合は、以下のように1行ずつ記述していきます。 複数のページを301リダイレクトさせる場合の.htaccess記述方法 「.htaccess」ファイルへの記述が完了したら、きちんと301リダイレクトされるか必ず目視で確かめましょう。

ドメイン変更よりもサイト改善を

ドメインを変更すると、検索順位もアクセス数も落ちてしまうリスクが非常に高いです。 手動ペナルティを受けてしまったとしか思えないぐらい、何をやってもアクセスが戻らない時の最終手段と思っておきましょう。 ある程度できあがっているサイトであれば、ドメインを変更する前に、記事のリライトなどサイト改善を頑張ってみてください。 もしくは、今のサイトはそのまま残しつつ、新規ドメインで新しいサイトを立ち上げる方がいいです。 Googleのアルゴリズムは常に変化しているので、一度アクセスが落ちてしまっても、しばらくするとアクセスが戻ってくることはよくあります。 そもそも手動ペナルティなんて、そうそう起きません。 日々の変動に一喜一憂せずに、じっくりとサイトを育てていきましょう♪