
おはようございます。宗像ウェブの保坂陽平(@yangping_fuji)です。私の微妙な英語力(TOEIC 800)を活かして、海外のSEO情報を「小学生でもわかる」をモットーに解説しています!
本日ご紹介するのは、「Google Assistant Now Has 500 Million Users Worldwide(Googleアシスタントの月間ユーザー数が世界で5億人に)」という記事です。
Googleアシスタントとは、音声で調べ物をしたり、音楽を再生したりすることができる機能です。Androidスマホに搭載されていますが、Googleアシスタントを搭載したスピーカーやディスプレイ、腕時計なども販売されています。
手を動かさずに使えるので、料理しながら、お風呂に入りながら、着替えながらでも楽しめるのが便利ですよね! そんなGoogleアシスタントの月間ユーザーが世界で5億人を超えたとのことですが、今後どうなっていくのでしょうか。
Googleアシスタントの月間ユーザー数が世界で5億人に!
Googleは2020年1月7日、スマートフォン、テレビ、スマートホーム家電、その他のガジェットで、世界で毎月5億人以上のユーザーが Googleアシスタントを利用していると発表しました。 月間で5億人とは過去にないものすごい人数ですが、Apple SiriやAmazon Alexaからは遅れを取っています。
最近の調査によると、Googleアシスタントの市場シェアは9%、対するApple Siriは世界で35%ものシェアを獲得しています。ただし、これはインストールベースであり、実際に利用しているユーザーの数ではないことを考慮することが必要です。
2019年8月に公開された別の調査によると、Googleはスマートスピーカー市場でAmazonの後ろにいます。これはつまり、Googleにはまだ巨大な伸びしろがあるということ。Googleアシスタントの月間ユーザー数は、今後数年間ではるかに多くなるでしょう。
日本でもGoogleアシスタントのユーザー数は伸びるのか
今後どんどん伸びていくであろうGoogleアシスタントですが、果たして日本でも同じように伸びるのでしょうか。これについては、音声操作についての興味深い調査データがありますのでご紹介します。
2018年4月にiProspect Japan(アイプロスペクト・ジャパン)が行った調査によると、日本ではスマートフォン利用者の40%しか音声操作を利用していないことがわかりました。インド(82%)や中国(77%)と比べると非常に低い結果です。
私は2012~2014年にかけて中国に駐在していたのですが、その当時から中国では音声操作が主流でした。微信(WeChat)というLINEのようなアプリを使う時も、音声でチャットするのが普通。文字を打ってる人はほとんどいませんでした。
ただ、電車内での通話はもちろん、会話も小声でしないといけない日本においては、外で音声操作するには気を使いますよね。 私は中国にいた時も外で声を出すのが気恥ずかしくて、最後まで慣れませんでした。
上記の調査でも、日本で音声操作が定着しない原因の一つとして、公共の場で音声技術を使用することを躊躇する文化的な背景があると述べられています。日本でも家で音声操作を利用する人は増えるでしょうが、外での利用はなかなか定着しなさそうですね。Googleアシスタントの利用者数も、海外ほどの伸びは期待できないのではないでしょうか。
そうは言っても音声操作への備えは必要
とは言え、音声操作が便利であることは間違いありません。手を動かさなくていいので、料理をしながら、お風呂に入りながら、着替えながらでも操作できます。外では使いづらくても、家の中での利用は日本でも確実に伸びるでしょう。
Google検索も、音声で検索する人が増えています。そうなると、検索キーワードは「WordPressでブログを作るにはどうしたらいい?」というような会話調に変わるでしょう。もう既に始めている方もいますが、ブログを音声入力で書くのもいいですね。
また、ブログは手でスクロールしないと読むことができませんが、動画なら手を動かさなくても見ることができますよね。そのため、私も2020年はYouTubeを始めようと計画しております!
正直に申しますと、実名顔出しでYouTubeをやるなんて嫌です。私が理想とする人生は、目立たず、ひっそりと、平和に暮らすこと。でも、時代の流れには逆らえませんし、理想の人生を送るにもまずお金が必要です。もう覚悟は決まっておりますので、YouTubeを始めたらぜひチャンネル登録をお願い致します!
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