
この記事では、Google広告のアカウント開設からキャンペーン作成までの手順を、画像付きでわかりやすく解説いたします。
リスティング広告を始めたい方はもちろん、キーワードプランナーを利用したい方も、ぜひ参考にご覧ください。
- 執筆者:保坂 陽平
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福岡県宗像市を拠点に、SEO対策コンサルティングやWordPress講座などを行っています。全日本SEO協会認定SEOコンサルタント。上級ウェブ解析士。
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Google広告のアカウント開設方法
①こちらからGoogle広告にアクセスします。
②「今すぐ開始」をクリックします。

③Gmailのアドレスとパスワードを入力し、Googleアカウントにログインします。

④ここが大事なポイントですが、左下の「Google広告のご利用経験がある場合」をクリックしてください。

(補足)キャンペーンを作成しなくてもアカウントを開設できる
広告の主な目標を選ぶとキャンペーン作成へと進みますが、「スマートアシストキャンペーン」という簡易的な広告です。お支払いタイプも「自動支払い」しか選べなくなってしまうので、Google広告が初めての方も、「Google広告のご利用経験がある場合」へとお進みください。こちらから進むと、キャンペーンを作成せずにアカウントを開設することもできます。
⑤「キャンペーンなしでアカウントを作成」をクリックします。

⑥通貨を日本円に変更します。後から変更できないため、くれぐれもご注意ください。

⑦以上で、Google広告のアカウント開設は完了です。続いて、お支払いの設定へと進みます。

Google広告のお支払いの設定方法
①Google広告の管理画面から、右上の「ツール」→「請求とお支払い」へと進みます。

②アカウントの種類を選択し、住所と連絡先を入力します。

③お支払いタイプは「手動支払い」の方がおすすめです。お支払い額は最低額が1,000円となります。

(補足)自動支払いと手動支払いの違い
自動支払いは後払い。広告費用が先に発生して、使った分だけ費用が請求されます。一方で、手動支払いは前払い。先に広告費用を入金し、その金額分だけ広告費が使われます。自動支払いのデメリットは、放っておくとどんどん費用が大きくなってしまうこと。手動支払いなら入金額以上に広告費が大きくことはありませんので、予算を決めて計画的に広告を回すことができます。
④お支払い方法はく振込・コンビニ払いも選べますが、すぐに入金できるクレジットカードが便利です。広告プログラム規約に同意するにチェックを入れて「送信」をクリックすれば完了です。

Google広告のキャンペーン作成方法
①Google広告の管理画面から、左メニューの「キャンペーン」→「新しいキャンペーンを作成」へと進みます。

②キャンペーンで達成したい目標を選択します。サイトへの集客が目的であれば、「ウェブサイトのトラフィック」を選んでください。

③検索結果にリスティング広告を出す場合は「検索」を選択します。目標をどのように達成するかの欄には、集客したいサイトのURLを入力します。

④キャンペーン名を任意でわかりやすい名前を設定します。ネットワークの設定はそのままでOKです。

⑤広告を出稿したい地域を絞ることもできます。オーディエンスでユーザーの属性を絞り込むことができますが、設定しなくても大丈夫です。

⑥1日あたりの予算を設定します。クリック単価の上限を設定すると、その単価以下で掲載できる位置に広告が出稿されるため、競合性の高いキーワードでは掲載位置が悪くなる場合もあります。

⑦広告表示オプションは、サイトへの集客が目的であれば追加しなくても大丈夫です。

⑧広告グループ名は任意でわかりやすい名前を設定します。リンク先のURLやキーワードから、広告を表示させる検索キーワードの候補を取得することもできます。

⑨広告の見出しと説明文を考えて、実際に出稿する広告を作成します。必要に応じて、見出し3と説明文2も入力してください。

⑩以上でキャンペーンの作成は完了です。Googleの審査が完了次第、早ければ1時間ほどで出稿が開始されます。

キーワードプランナーを使ってみよう
Google広告のアカウントを開設すると、キーワードプランナーが使えるようになります。
キーワードプランナーを使いたくて、Google広告のアカウントを開設した方も多いかと思います。
キーワードの月間検索回数や広告の入札単価などがわかりますので、検索ニーズをリサーチするのに必須ですよ。
ただ、Google広告の費用が発生しないと、このように検索ボリュームが曖昧にしか出ません。

いくらか広告費を使うと、このように詳細な検索ボリュームが出るようになります。

どんなに良い記事を書いても、検索する人がいないことにはアクセスが集まることはありません。
記事を書く前に、本当にユーザーが求めている情報なのか、検索ニーズがあるのか、検索ボリュームを調べておくことはとても大事です。
キーワードプランナーだけが目的の方も、詳細な検索ボリュームを調べられるように、ちょっとだけ広告を回しておきましょう。